石の概要

オパールは、顕微鏡では確認できないほど微小な珪酸の球が水中で沈殿し、岩石の隙間などに堆積してできた石です。和名の【蛋白石】の蛋白とは、ゆで卵の白身のことで、白い色のオパールの風合いが白身のように見えたことから名付けられたようです。
オーストラリアでは堆積岩の中に、メキシコでは火山岩中に発見されます。
「ファイアー」と呼ばれる遊色効果は、すべてのオパールに表れるものではありません。光らないものも、無色透明なオパールもあります。オパールは、乾燥に弱く内部の水分が蒸発するとヒビが入ることがあります。